10月20日にHPがリニューアルオープンしてより、たくさんの方にご訪問を頂いており感謝申し上げます。このままの勢いでいけば、あっという間に「訪問者1000人」は越えてくれるのではないかと皮算用している今日このごろです。

さて、ブログの第1回は「披講ってなーに?」ということを書いてみようかと考えておりましたが、一昨日、当会にて試験がございましたので、その話題にしようかと思います。

 

既報のとおり、今回の受験者は御夫婦のお二人で、それぞれ講師と講頌の上級資格を受験され、合格なさいました。(講師と講頌ってなに?と思われた方はこちらをクリック!)

今年7月の武蔵御嶽神社での献詠披講では、講師がご夫君様、発声が奥様での披講でした。講師の読み上げを発声が引き継ぐのですが、息の合ったお二人のスムーズな流れに感動したのを覚えております。

先月、売豆紀神社での献詠披講の折には、現地の新聞に紹介していただきましたが、ご夫妻がちょうどおさまった写真が掲載されておりました。(記事はこちら)

売豆紀神社は、下照姫命をおまつりした神社で、神詠である「あめなるや」は『古今集』序文にいう、和歌のはじまりのひとつです。もうひとつのはじまりとされるのは「八雲立つ」ですが、その発祥の地とされる須賀神社奥宮での献詠披講にもお二人が参加され、動画がございますので、よろしければご覧ください。(動画はこちら)

 

さて当会では、今回合格したご夫妻のように上級資格を持つ者を中心に、全国へ出張披講をいたします。献詠披講や歌会など、どうぞお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。(お問い合わせはこちら)

ブログ第1回は、これにて終わりとなります。結びに、奥様が平成23年に詠まれた和歌をご紹介いたします。

 

言の葉がひとひらひとひら風になる春陽(はるひ)の丘に和歌をうたえば

 

「和歌はうたわれるものである」 それは当会の合い言葉です。