令和3年12月31日(金)
兼題「希望」(題者 吉野清美様、選者 青栁隆志先生)
別格
兼築信行
こむとしの のぞみをいはば なにをさて おきてぞさけぶ えやみをさまれ
選者
青栁隆志
曲水の 天気は明日も のぞみあり 春の日差しを 待ち焦がれつつ
第一席
林 純一
雨は止み やがて七つの 色をかさね 希望を空に 橋渡す見ゆ
第二席
菅原秀太
ゆきのあさ はつかにあかき ひむがしの そらのはたてを のぞみとぞみる
第三席
笠原雄二
つらき道を 歩み行くべき 幼子に 希望を託し 骨髄を分く
詠進歌
仲谷嘉洋
暮れて行く 憂き世の中に 新しき 年来ることぞ 望みなりける
森下正博
のぞみあり きむかふかたに ひかりみゆ ひらけつつあり われがおもひは
笠原雄二
つらき道を 歩み行くべき 幼子に 希望を託し 骨髄を分く
岸志津佳
あめはあがり そらみあぐれば なないろの 希望にみてる ひかりかがやく
高橋英子
うれひなく あそべるこらは かがやける ひとみ希望に みちあふれつつ
菅原秀太
ゆきのあさ はつかにあかき ひむがしの そらのはたてを のぞみとぞみる
三宅やよい
ひたぶるに きぼうのあかり ともしゆく やまぬあめなし あけぬよなしと
吉野清美
大洋(おおうみ)に 満つる朝陽の 煌めきて 希望(のぞみ)叶う日 近しと思ふ
林 純一
雨は止み やがて七つの 色をかさね 希望を空に 橋渡す見ゆ
大原 稔
わがいのる 希望(のぞみ)のいとを くりのべて ことしもかざる とこのもちばな
兼築信行
こむとしの のぞみをいはば なにをさて おきてぞさけぶ えやみをさまれ
青栁隆志
曲水の 天気は明日も のぞみあり 春の日差しを 待ち焦がれつつ