平成29年9月15日にJICA(国際協力機構)東京国際センターにて、外国人向けの披講のイベントが行われました。
第一部 披講 秋の歌五首
読師 菅原秀太(縹冠直衣・八藤丸指貫)
講師 林 純一(夏赤袍衣冠・鳥襷指貫)
発声 青柳隆志(夏黒袍衣冠・八藤丸指貫)
講頌 大原 稔(二藍冠直衣・八藤丸指貫)
講頌 シェーン・ハリス(二藍冠直衣・竜胆襷指貫)
講頌 吉野清美(小袿・緋切袴)
講頌 井沢真紀(小袿・緋切袴)
秋の日、いにしへびとのよめる、くさぐさのうた
(甲調)古今和歌集より 藤原敏行(としゆき)
あききぬと めにはさやかに みえねども かぜのおとにぞ おどろかれぬる
(乙調)万葉集より 額田王(おほきみ)
きみまつと あがこひをれば わがやどの すだれうごかし あきのかぜふく
(上甲調)新古今和歌集より 藤原顕輔(あきすけ)
あきかぜに たなびくくもの たえまより もれいづるつきの かげのさやけさ
(乙調二反)伊豆にて 与謝野晶子
いつまでも このよあきにて はぎををり すすきをとりて やまをゆかまし
(甲調)新勅撰和歌集より 藤原定家(さだいへ)
あけばまた あきのなかばも すぎぬべし かたぶくつきの をしきのみかは
第二部 披講ワークショップ
指導 青柳隆志(夏黒袍衣冠・八藤丸指貫)
指導 林 純一(夏赤袍衣冠・鳥襷指貫)
通訳 シェーン・ハリス(二藍冠直衣・竜胆襷指貫)
外国人の方に披講の講師読み上げおよび甲調に挑戦して頂きました。
第三部 十二単体験
衣紋 伊東佳夏(小袖・紫切袴)
衣紋 工藤美和(小袖・紫切袴)
衣紋 吉野清美(小袿・緋切袴)
衣紋 井沢真紀(小袿・緋切袴)
外国人3名に十二単および細長を体験して頂きました。