令和5年7月29日(土)
東京都品川区二葉の下神明天祖神社にて「七夕の歌宴」が行われ、披講を行いました。

披講・朗詠解説 青栁隆志
和歌解説 兼築信行

和歌披講 星 七夕
催馬楽 更衣
管絃 林歌
舞楽 蘇志摩利

主催 雅楽道友会

読師 兼築信行(烏帽子・夏狩衣・差袴)
講師 大原稔(烏帽子・夏狩衣・差袴)
発声 笠原雄二、伊藤久乃(烏帽子・夏狩衣・差袴)
講頌 林純一、吉野清美、菅原秀太(烏帽子・夏狩衣・差袴)

和歌懐紙・装束・座礼披講

武蔵国荏原郡天祖神社広前詠星和歌

(甲調)人丸
そらのうみに くものなみたち つきのふね ほしのはやしに こぎかくるみゆ

(甲調)建礼門院右京大夫
つきをこそ ながめなれしか ほしのよの ふかきあはれを こよひしりぬる

(乙調)伏見院御製
つきやいづる ほしのひかりの かはるかな すずしきかぜの ゆふやみのそら

夏の日同じく星といふことをよめる歌

(上甲調)東京都 小澤睦美
利器ありて 夜半も明るき 地球(ほし)なれば 空にあまたを 見失ひつる

(甲調)神奈川県 末廣弓雄
ふたぼしが あふぎのかぜも いとたけの ねにかよひつつ ふきわたりゆく